×

宮田和幸 KIDさんを「見返してやりたくて…」 引退試合でおい・アーセンに一本勝ち

[ 2018年12月31日 19:25 ]

RIZIN.14 ( 2018年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN14>1R、試合開始とともに跳び蹴りする宮田和幸(右)と山本アーセン(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 「宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ」とくぎ打たれた第8試合では、宮田和幸(42=BRAVE)が山本アーセン(22=KRAZY BEE)から2R3分23秒アームロックで破った。積極的に攻める山本に劣勢を強いられながら関節を狙い、ラストマッチでベテランの味を見せつけた。「余裕は全然なかった。勝てたのでぜいたくは言わない」と苦笑いで振り返った。

 レスリング・フリースタイル63キロ級で00年シドニー五輪出場。KIDさんが格闘技の世界に飛び込むのを見て、04年に後を追った。06年にはKIDさんと対戦し、開始4秒でKO負け。「KIDと試合をして、あの形になった。世間に弱いところを見せて、見返してやりたくて長く続けてこられた」と現役生活を振り返った。運命の巡り合わせで、引退試合はKIDさんのおい・アーセンが相手。「アーセンは間違いなく強くなる。続けてもらいたい」とエールを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2018年12月31日のニュース