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堀口 初代バンタム級王者獲得「日本で負けるわけにはいかなかった」

[ 2018年12月31日 23:58 ]

RIZIN.14 ( 2018年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<堀口恭司×ダリオン・コールドウェル>ベルトを巻きトロフィーを手にガッツポーズの堀口(撮影・吉田 剛)
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 17年GP覇者の堀口恭司(28=アメリカントップチーム)が米国団体ベラトールの現役王者ダリオン・コールドウェル(31=米国)を破り、初代バンタム級王者に輝いた。1Rにアームロックを決められそうになるなどヒヤリとする場面もあったが、3R1分13秒にグラウンドポジションの下側からフロントチョークを決めた。「日本で負けるわけにはいかなかった」。相手より身長は13センチ低く、リーチは20センチ短い。圧倒的な体格差にも打ち勝ち、両腕を大きく突き上げた。

 これでRIZINは8勝1敗。唯一の黒星は相手の土俵であるキックボクシングの特別ルールで那須川に敗れたもので、総合格闘技ルールでは負けていない。前日の公開計量では相手から「日本を征服する。ホリグチ、死ぬ準備はできているか」と挑発されていたが、舌戦に応じずに静かに闘志を燃やしてリングで結果を出した。

 エンディングセレモニーでは高田延彦本部長(56)にコメントを求められ「会場に足を運んでもらってありがとうございます。格闘技が楽しいということを来年も見せるので、また会場に来て下さい」と約3万人の観衆に呼び掛けた。

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2018年12月31日のニュース