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4階級制覇ならず…井岡 無念の判定負け「きょうは僕の日ではなかった」

[ 2018年12月31日 22:18 ]

プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定12回戦   同級1位ドニー・ニエテス―同級3位・井岡一翔 ( 2018年12月31日    マカオ・ウィンパレス )

5回、ドニー・ニエテス(右)に攻められる井岡一翔
Photo By 共同

 プロボクシングのトリプル世界戦は31日、マカオ・ウィンパレスで行われ、WBO世界スーパーフライ級王座決定12回戦は、同級3位の井岡一翔(29=日本)が同級1位ドニー・ニエテス(36=フィリピン)に1―2判定負けで、世界王座の4階級制覇はならなかった。

 「応援してくれた方の期待に応えられなくて悔しい。きょうは僕の日ではなかった。倒し切れなかった僕が悪い」と悔しさを口にした井岡。「ここで闘っていくためには、踏ん張らないといけない」と前を向いた。

 井岡は同じ元3階級制覇王者で14年間負けがない同級1位ニエテス相手に序盤から攻勢に出て左ボディーで崩しにかかったが、両者決め手がないまま判定に持ち込まれた。ジャッジ3人の採点は116―112、110―118、112―116で井岡の1―2判定負け。WBC&WBAミニマム級、WBAライトフライ級、WBAフライ級に続く日本人初の4階級制覇を達成はならなかった。

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