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大学院生ボクサー坂本、無念TKO負けで世界奪取ならず 右目付近大きく腫れ上がり…

[ 2018年12月31日 19:58 ]

トリプル世界戦 ( 2018年12月31日    中国・マカオ )

8回、モルティ・ムザラネ(右)に攻められる坂本真宏
Photo By 共同

 IBF世界フライ級タイトルマッチは、坂本真宏(27=六島)は王者のモルティ・ムザラネに10回終了後TKOで敗れ、王座奪取に失敗した。

 「応援してくれたのいに応えられなくて申し訳ない。悔しい気持ちでいっぱいです」

 母校・大阪市大から4月に廃部が決まっているボクシング部のOB6人も駆けつけて声援を送ったが、無念の結果となった。

 距離を取るムザラネが序盤から的確に左ジャブをヒットさせた。坂本も左ボディーで対抗したが、王者の巧みなディフェンスを崩すことはできず、逆にジャブを浴び続けた右目付近が大きく腫れ上がった。最後まで倒れない気迫を見せたが、10回終了後にドクターがチェックし、レフェリーが試合を止めた。

 その前に行われたWBA世界ライトフライ級タイトルマッチでは、京口紘人(24=ワタナベがスーパー王者ヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)を10回終了後TKOで破り新王者になり、2階級制覇を達成した。

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