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立教大学【上野敦大・引退記念特集】<後編:全てが新鮮な1年間>

上野敦大・引退記念特集

打撃面でも本塁打を放つなど、思い出に残るシーズンを過ごせた上野(C)「立教スポーツ」編集部
Photo By 提供写真

 ◎全てが新鮮な1年間

 「もう正捕手は無理なのかな」。迎えた4年の春、スタメンマスクをかぶったのは高田だった。自分の中では一番動けていたシーズンであっただけに気持ちの整理がつかない。チームの快進撃も、ベンチからやるせない気持ちを抱えたまま眺めていた。

 今思えばレギュラーを獲りたいという焦りから、空回りしていたと振り返る。「これで終わりなら、全力で楽しもう」。泣いても笑っても残すは秋のみ。野球生活最後のシーズンを悔い無きように過ごそうと吹っ切れたことが、好転した。夏のキャンプで評価が急上昇。次第にオープン戦で先発するようになっていった。

 秋のリーグ戦、立大ナインの中にはキャッチャー上野の名が――。長年の努力が報われた瞬間であった。リーグ戦出場の経験もわずか3試合のみであったため、初めての大舞台に緊張することも多かったが、自分を信頼して投げてくれる選手のためにも。そして何より常に自分を励まし、正捕手の知らせを誰よりも喜んでくれた両親のためにも頑張ろうと心に誓った。

 がむしゃらに戦う姿に周囲からの評価も上がっていった。もともと進路は一般企業に就職と考えていたが、リーグ戦期間中に社会人野球のチームから声がかかった。悩んだ末、卒業後はHonda鈴鹿でプレーを続ける。「秋、試合に出続けたことでもっと成長したいと感じ、もう少し続けてみようと思ったんです。野球を続けると決めたからには、野球人として尊敬されるような人になりたいですね」。立大野球部での思い出を胸に、新たなステージへの扉を開く上野。その挑戦から目が離せない。

[ 2017年3月25日 05:30 ]

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