【大学スポーツ】「立教スポーツ」編集部

立教大学【六大学戦力分析企画】二刀流のルーキー・中川颯

[ 2017年3月27日 05:30 ]

立教大学・戦力分析企画

 立大に投打両面で期待される新星が加わった。中川颯(コ1=桐光学園)は、甲子園出場経験はないものの、名門・桐光学園ではエースで4番としてチームをけん引。3年次夏には、強豪校がひしめく神奈川県大会でベスト4まで導いた。

 投手としては、独特のサブマリン投法が最大の魅力だ。右下手投げから繰り出される直球は、打者の手元で浮き上がるような軌道を見せる。さらにスライダーとシンカーを低めに集める投球術も光る。

 打者としては、高校通算26本塁打を放った長打力に加え、広角に打ち分けられるバッティングコントロールも持つ。高校時代には野手としてプロからの注目を受けていた。

 オープン戦では先発投手からDH、代打まで幅広く起用されており、大学野球では珍しい二刀流での活躍も見込める。大きな可能性を持つ逸材が、六大学野球で秘めた才能を爆発させていく。(「立教スポーツ」編集部2年渡邉紘也)

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