巨人・阿部監督　坂本は「自分の体にムチを打ってやっている」「若い選手の教科書に」

セ・リーグ   巨人8―5阪神 （ 2024年5月3日    東京D ）

＜巨・神＞試合後、ファンにあいさつする阿部監督（撮影・西川祐介）
Photo By スポニチ

　巨人の坂本勇人内野手（35）が球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として行われた3日の阪神戦（東京D）で今季2度目となる猛打賞をマーク。通算186度目の猛打賞で、長嶋茂雄（巨人）の持つNPB歴代3位のセ・リーグ記録へついに並んだ。

　初回の第1打席で先制の左前適時打を放って一挙4得点の口火を切ると、5回の第2打席では今季出場28試合112打席目で待望の今季初、現役最多となる通算446本目の二塁打をマーク。8回の第4打席で右前打を放って猛打賞達成となった。

　長嶋茂雄終身名誉監督（88）の目の前で偉大な数字に並んだ坂本。試合後、阿部慎之助監督（45）は「自分の体にムチを打ってやっている姿も見えますし、そういうのは若い選手の教科書になってくれてると思います」と称えていた。