巨人・坂本勇人 「長嶋茂雄DAY」でミスターに並ぶ186度目猛打賞「そういう日に本当に光栄なこと」

[ 2024年5月3日 22:26 ]

セ・リーグ   巨人8―5阪神 ( 2024年5月3日    東京D )

<巨・神>初回、生還した坂本はベンチに迎えられる(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人の坂本勇人内野手(35)が球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として行われた3日の阪神戦(東京D)で今季2度目となる猛打賞をマーク。通算186度目の猛打賞で、長嶋茂雄(巨人)の持つNPB歴代3位のセ・リーグ記録へ並び、メモリアルマッチに花を添えた。

 初回の第1打席で先制の左前適時打を放って一挙4得点の口火を切ると、5回の第2打席では今季出場28試合112打席目で待望の今季初、現役最多となる通算446本目の二塁打をマークした。

 これで通算448二塁打を放った山内一弘(広島)のNPB歴代3位記録へ「あと2」に迫るとともに、立浪和義(中日)以来史上2人目となる通算450二塁打に「あと4」とした坂本。

 すると、8回の先頭打者として入った第4打席では右前打。猛打賞となった。

 坂本との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――186度目の猛打賞。

 「きょう、長嶋さんのいろいろセレモニーだったり、そういう日に本当に光栄なことだと思いますし。素直にうれしく思います」

 ――ユニホームの袖などに3番をつけてのプレー。

 「今の日本のプロ野球の人気だったりを、そういう昔の先輩たちが築いてきてくれたものでね、今こうやって毎日何万人というお客さんの前でプレーできるのも、そういう人たちのおかげだと思うので。そういうところは、はい。あらためてね、凄いなと思いました」

 ――勝利につながる安打。

 「それは変わらず、1本でも多く打てるようにとやってますし、そこは変わらないです」

 ――前の試合も2安打。状態は。

 「今日は内容的にも良かったですし、ここからもっともっとね、上げていかないといけないと思うので」

 【NPB通算猛打賞10傑】
1位 張本 勲(ロッテ)251度
2位 川上 哲治(巨人)194度
3位 長嶋 茂雄(巨人)186度
3位 坂本 勇人(巨人)186度
5位 野村 克也(西武)180度
6位 福本 豊(阪急)178度
6位 松井稼頭央(西武)178度
8位 立浪 和義(中日)175度
9位 王 貞治(巨人)171度
10位 広瀬 叔功(南海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月3日のニュース