大産大 全勝の天理大に土をつける 4日負ければ優勝の可能性消滅 宮崎監督「1試合ずつ…」

[ 2024年5月3日 17:02 ]

阪神大学野球春季リーグ第4節1回戦   大産大4ー2天理大 ( 2024年5月3日    ほっともっと神戸 )

5回に勝ち越しの適時三塁打を放った大産大・小出
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 大阪産業大がここまで6戦全勝だった天理大に今季初黒星をつけ、天理大との勝利ポイント差を5に詰めた。

 初回、2点本塁打で先制を許したが、2回無死一、三塁で併殺打の間に1点を返した。3回には6番・横山太一(4年=市尼崎)の中犠飛で同点とした。

 5回1死一塁、5番・小出望那(3年=大産大付)が左越えに勝ち越し三塁打を放ち、さらに1点を加点。先発した長友一夢(3年=大阪)が2回以降は失点せず、157球完投でリードを守り切った。

 殊勲打の小出は「ずっとインコースを攻められていたのですが、(5回は)甘く入ってきたので初球から振っていきました。いい手応えでした」と、笑顔で試合を振り返った。

 残り3試合。5ポイント差とはいえ、4日の2回戦を落とせば優勝の目は消滅する。

 宮崎正志監督は「1試合ずつやっていくしかないですから」と、目の前の一戦に集中することだけを自らに言い聞かせていた。 

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