ソフトバンク近藤「大振りせずに状況に応じた打撃を」

[ 2024年3月28日 05:25 ]

フリー打撃を行う近藤(撮影・成瀬 徹)
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 「5番・左翼」での開幕スタメンが濃厚なソフトバンク・近藤が“大振り注意報”を発令した。27日にペイペイドームで行われた全体練習後に「前の2人に豪快なスイングをする人がいるので、つられず、大振りせずに状況に応じた打撃をしたい」と自分に言い聞かせていた。一発は3番柳田と4番山川に任せる。自身の最適な役割を「走者一掃後の先頭だったり、走者がいてのチャンスで回ることが多いので“線”として機能し、つなげたい」と説明した。

 移籍1年目の昨季は本塁打、打点、出塁率のタイトルを獲得したが、今春の対外試合は本塁打なしに終わっている。ただ、不安視はしていない。「オープン戦で本塁打は出なかったけど、二塁打は出ている。ライナーの延長のイメージが本塁打でいく」。オリックスの開幕投手は今春の侍ジャパン強化試合で一緒に戦った宮城。「倒さないといけない相手ですし、開幕3つで、今年のホークスは手ごわい、嫌な印象を与えられるように」と鋭利な一打を狙っている。(井上 満夫)

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