日本ハム・野村 開幕3連戦任せろ!“ロッテキラー”発揮する

[ 2024年3月28日 06:00 ]

ティー打撃を繰り返す日本ハム・野村(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 日本ハムの野村佑希内野手(23)が、“ロッテキラー”ぶりを発揮する。チームは27日、29日の開幕ロッテ戦(ZOZOマリン)に向けて敵地で全体練習を実施。昨季の対ロッテ戦はパ・リーグの対戦チーム別で打率トップの・315、同トップタイの10打点をマークするなど相性の良さを誇った男が、開幕3連戦もバットで貢献してみせる。

 開幕スタメンは新庄監督のみぞ知る。先発か控えかも分からないが、野村がやるべきことは変わらない。昨季好相性を誇ったロッテとの開幕3連戦を前に、変わらぬ決意を口にした。

 「ここまで良い状態、良い打席を過ごせてきた。変わらぬパフォーマンスを出せるようにしたい」

 昨季の対ロッテ戦はパ・リーグの対戦チーム別で断トツの打率・315をマーク。打点はソフトバンク戦に並ぶトップタイの10打点を挙げるなど、まさに野村にとって“お得意さま”で「自分の中でいいイメージはある」と振り返る。ロッテの開幕投手の小島からも昨季5打数2安打で、全く苦にしていない。

 今春のキャンプイン直前に三塁筆頭だった清宮が負傷離脱。その穴を狙った郡司が割り込むなど、最後の最後まで激しい競争となった。それでも野村は「サードはそんな簡単にできないと覚悟はしていた」。オープン戦最後となった24日のDeNA戦で3安打を放ち、強烈なアピールにも成功した。

 「充実したオープン戦を過ごせたし、自分としても一日一日を無駄にせずここまで来ることができた」。野村のバットで、2024年シーズンの開幕を告げる。(清藤 駿太)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月28日のニュース