【センバツ】健大高崎・青柳監督「箱山の活躍がチームの勝利につながった」3安打3打点の4番ねぎらう

[ 2024年3月28日 13:01 ]

第96回選抜高校野球大会第9日第2試合   高崎健康福祉大高崎6―1山梨学院 ( 2024年3月28日    甲子園 )

<健康福祉大高崎・山梨学院>4強入りにガッツポーズで雄叫びを上げる健康福祉大高崎・箱山(左)(撮影・北條 貴史)
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 高崎健康福祉大高崎(群馬)が昨年王者の山梨学院を破り、初出場した2012年以来、12年ぶりに4強入りを決めた。

 両軍無得点で迎えた5回、2四球で得た1死一、三塁の好機で1番・斎藤銀乃助(3年)が中前に先制打。これで勢いに乗ると、2番・田中陽翔(3年)も中前適時打で続き、2死からは4番・箱山遥人(3年)の2点三塁打でこの回、一気に4点を奪った。

 7回にも高山裕次郎(3年)、箱山の2者連続タイムリーでたたみかけた。

 投げては先発・佐藤龍月(2年)が5回1安打無失点、2番手・石垣元気(2年)も4回1失点と盤石の継投リレーで白星をつかんだ。

 試合後、青柳博文監督は12年ぶり4強に「本当にうれしく思っています」と安堵の表情。5回、代走・四宮を起用しての得点に「何とか先制点が取りたくて、四宮が代走で出ると点が入るので、送り出しました。あそこで1点が欲しかったので」とうなずいた。

 3安打3打点した箱山には「今日は箱山の活躍がチームの勝利につながった」とお褒めの言葉。準決勝・星稜戦に向けて「まだあと2勝ありますけど、次の試合に向けてコツコツ守りを固めることが大事。粘り強く1点1点積み重ねて守って勝ちたいです」と気を引き締め直した。

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