日本ハム新庄監督が開幕前会見に出席　「せこせこ野球」で1点をもぎ取る

＜ロ・日開幕戦前日監督会見＞カメラに向かってポーズを決める新庄監督（左、右は吉井監督）（撮影・沢田　明徳）
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　日本ハム・新庄剛志監（52）が28日、「パーソル　パ・リーグ2024」の開幕を前日に控えたパ6球団の監督による共同会見に出席した。

　会見は開幕戦が行われる楽天モバイルパーク、ZOZOマリン、京セラドームの3カ所をオンラインでつないで実施した。ロッテ・吉井監督とともにZOZOマリンから出席した新庄監督は、子ども記者から質問を受ける企画で「今年のファイターズの強みは」と問われ、「せこせこ野球。相手が防げない点の取り方をして、投手がしっかり抑えて勝つというところですね」と笑顔で応じた。

　会見では、勝利を目指しつつも「最後の最後までファンが興奮できるような試合ができたら最高」と願う。昨年に初の開幕投手に指名した伊藤については「本人は気合いが入りすぎて地に足がついていない投球だけはしてほしくない。2、3点はいいよってぐらいの気持ちで投げてくれたらうれしい」と期待。また、昨年6月のロッテ戦で2球連続でスクイズのサインを出すも、ウエストされてスクイズ失敗に終わった経験を引き合いに「去年、1人の打者で天才・吉井監督に2回スクイズを見破られたので、今年は3回やりたいと思います」と宣言。吉井監督に「3回やる（外す）勇気はない」と言われ、「ないでしょうね」と笑った。