ドジャース同僚が大谷翔平の会見に駆けつけた理由を語る「大変な時期だったので…状況改善を願う」

[ 2024年3月27日 13:47 ]

ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス(AP)
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 ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手(32)が26日(日本時間27日)、エンゼルスとのオープン戦後に取材対応。前日行われた大谷翔平投手(29)の会見に駆けつけた理由を語った。

 大谷は前日25日、本拠地・ドジャースタジアムで元通訳だった水原一平氏の違法賭博問題をめぐり会見を開き声明を発表。「結論から言うと、彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、みんなにうそをついていたことになります」と自らの口で語り「僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、それをまた頼んだりということはないし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したこともありません」ときっぱり否定した。

 この会見をエンリケこと“キケ”はケリーらと見守った。その理由について「チームメートとして応援しに行った。チームメートが大変な時期だったので、応援するために行った」ときっぱり。「会見はすごくうまくいったと思った。それ以外には特にコメントはない。彼は今、本当に難しい時期を経験している。これから状況が改善することを願う」と大谷を取り巻く状況が一刻も早く良くなることを願った。

 大谷本人とも「少しだけ質問させてもらった」と会話したことも明かし「多くは言えない」と内容は伏せたが、心配している様子をうかがわせた。

 また、ロバーツ監督が大谷について「水原氏という“緩衝材”がなくなり、彼はチームメートとさらに関わり合っている」と積極的に直に他の選手とコミュニケーションを取っていると指摘。このことにも「シーズンが進み、日常がもっと普通になったら、きっとそこに辿り着く」とシーズンが進めばもっとチームメートと会話が増えて、より良い関係性を築けるのではとした。

 キケはこの日、5回の守備から途中出場し2打数無安打。チームもエンゼルスとのオープン戦3連戦を1勝2敗で終えたものの「我々チームは韓国を離れてからも状態は良い。私たちはページのめくり方を知っており、野球のことだけを考えている」と28日(同29日)の本拠地開幕戦へ向けて、集中力を高めているとした。

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