左腕モントゴメリー獲得のダイヤモンドバックス、昨季全体21位と弱点だった先発ローテが一転強味に

ジョーダン・モントゴメリー（AP)
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　ダイヤモンドバックスが左腕ジョーダン・モントゴメリー（31）と1年2500万ドル（約38億円）で契約した。契約にはべスティングオプションが付いており、今季10試合に先発すれば25年の年俸2000万ドルが保証され、18試合なら2250万ドル、23試合以上なら2500万ドルとなる。同時に10試合以上先発した時点で、次のオフにその契約からオプトアウトする権利も生まれる。

　ダイヤモンドバックスは昨季ザック・ゲーレン、メリル・ケリー、ブランドン・ファットらの活躍でナ・リーグを制し、ワールドシリーズに出場したが、公式戦の成績は84勝78敗で第6シードだった。より成績を安定させるべく、オフに左腕エデュアルド・ロドリゲスと4年総額8000万ドルで合意。しかしながら、ロドリゲスはオープン戦で左広背筋を痛め、開幕は負傷者リストで迎えることになった。復帰時期は未定で、ゆえにダイヤモンドバックスはモントゴメリー（31）と契約している。

　モントゴメリーは3年連続で30試合以上に先発、23年は32試合に先発し、188・2イニングを投げ、防御率3・20。特にポストシーズンでは5試合に先発、31イニングで、防御率2.90、3勝1敗とレンジャーズのワールドシリーズ制覇に貢献した。

　ダイヤモンドバックスのローテーションは昨季は防御率4・67で30球団中21位と弱点だったが、モントゴメリー、ロドリゲスの補強により、一転強みとなりそうだ。