ロッテ・ドラ2大谷 最速151キロ9球で3人斬り「自信にしていいかな」

[ 2024年2月12日 05:30 ]

ロッテ紅白戦   白組0-4紅組 ( 2024年2月11日    ロートスタジアム石垣 )

紅白戦で1イニングを無安打2三振の大谷(撮影・長久保 豊)
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 ロッテのドラフト2位・大谷(日本海・富山)が鮮烈デビューを飾った。白組の3番手として紅白戦に初登板。わずか9球で3者凡退に封じた。

 「結構、緊張はしたけど、結果としては本当に良かった。自信にしていいかな」

 いきなり植田を3球三振に仕留めると、続く藤原にはスライダーでカウントを整え、フォークで空振り三振。最後は藤岡を二ゴロに打ち取った。

 “名刺代わり”の9球は最速151キロで、フォークの切れも上々だった。吉井監督も「空振りを取れていたのは良かった」と評価。今後の起用法は未定だが、13日から始まる糸満市での2次キャンプにも同行させ、適性を見極めていく。

 ゆったりとしたノーワインドアップから繰り出す最速159キロの直球とフォーク、スライダーが武器。キャンプでは「ゾーンに投げること、変化球の精度を上げること」に取り組んできた。開幕1軍を懸ける競争は始まったばかり。「少しずつ出力を上げて、自分の投球ができるように」と次のステップに目を向けた。(大内 辰祐)

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