強すぎ5連勝！阪神　競り勝ちで5月は月間15勝　大山→ミエちゃん→近本で3発、からの延長10回佐藤輝

セ・リーグ   阪神7－4ヤクルト （ 2023年5月25日    神宮 ）

10回2死満塁、佐藤輝は走者一掃の3点適時二塁打を放つ（撮影・沢田　明徳）
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　阪神が25日のヤクルト戦に逆転勝ちし、5連勝を達成。7連勝で止まった連勝街道だったが、黒星一つを挟んで、再び5連勝となった。ここ13試合では12勝1敗、貯金11という荒稼ぎだ。

　試合は2回に先発・伊藤将が押し出し死球などで2点を失う展開となったが、焦らなかった。4回に大山のソロ弾が生まれ、7回にはミエセスの同点弾。さらに8回には先頭・近本が勝ち越し弾を放ち、3発で試合をひっくり返した。

　伊藤将は結局、8回途中で降板。2番手・加治屋のボークで同点に追いつかれたが、打線が再び着火した。延長10回、2死から近本、ノイジーの安打などで満塁の絶好機をつくると、大山が木沢から押し出し四球を選んで勝ち越し。さらに佐藤輝が走者一掃となる中堅越え適時二塁打で一気に3点追加。試合を決めた。10回に岩貞が村上に一発を浴びたが、悠々と逃げ切った。

　守備でも6回には木浪の好守、8回には左翼・ノイジーもダイビングキャッチと試合を引き締めるなど、見どころ十分だった。

　好調の5月は、これで15勝4敗。月間15勝以上は、21年4月の17勝以来という歴史的な快進撃となった。