巨人・岡本和真 1385日ぶりスタメン左翼で記録に残らないミス 左飛で二走にタッチアップ許す

[ 2023年5月25日 18:47 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2023年5月25日    東京D )

<巨・D>2回1死二塁、山本の飛球を捕った岡本和(左)はしばらくボールを持ったまま。ブリンソンに指示されてあわてて三塁に投げる(撮影・篠原岳夫)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(26)がDeNA戦(東京D)で2019年8月9日のヤクルト戦(東京D)以来1385日ぶりとなる左翼に入って先発出場。2回に守備でミスを犯して失点に絡む場面があった。

 1―1で迎えた2回だった。先発右腕・山崎伊が先頭のソトに勝ち越し4号ソロを許し、1―2となってなおも1死二塁のピンチ。ここで山本は左中間方向へ飛球を打ち上げ、左翼の岡本和が捕球した。

 捕球後、ゆったりとした動きで送球の構えを見せなかった岡本和は中堅を守るブリンソンに声をかけられ慌てて遊撃手・坂本まで送球したが、打球を注意深く見つめていた二走・京田は岡本和が送球態勢を取らないのを見て即座にタッチアップしており、悠々と三塁へ。山崎伊は続く相手先発左腕・東に右前適時打を打たれて3点目を失った。

 この回を終え、岡本和がベンチに戻ると、この日スタメンから外れていた外野の名手・丸が岡本和に何やらアドバイス。そばにいた元木コーチからも苦笑いで声をかけられていた。

 岡本和は本職の三塁手として3月31日の開幕戦を迎えたが、中田翔の負傷離脱により今月9日のDeNA戦(新潟)から前日25日のDeNA戦(東京D)まで12試合連続でスタメン一塁に。この日は中田翔が戦列復帰したため2019年8月9日のヤクルト戦(東京D)以来1385日ぶりとなるスタメン左翼で出場していた。

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