巨人・吉川尚輝「何とかしたいと」 凡退続いた第4打席でDeNA東撃ち 副キャプテンが決勝打

[ 2023年5月25日 22:27 ]

セ・リーグ   巨人5―4DeNA ( 2023年5月25日    東京D )

<巨・D>6回、適時打を放つ吉川(撮影・三島 英忠)
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 巨人の吉川尚輝内野手(28)がDeNA戦(東京D)で勝ち越し&決勝となる適時打を放ち、チームの今季最多タイ、51日ぶり貯金2となる勝利に貢献した。

 「1番・二塁」に入り、スタメン出場。3―3で迎えた6回、2死二塁の場面だった。相手先発左腕・東が1ストライクから投じた2球目、高めの145キロ直球を叩いて中前へ運びブリンソンを勝ち越しのホームへ迎え入れると、自身も送球間に二塁へ進み、坂本の左中間二塁打でチーム5点目のホームを駆け抜けた。

 試合後、お立ち台に上がった吉川は「チャンスだったので、はい。後ろにつなげる気持ちで打席に入りました」とまずはコメント。

 東にはそれまでの3打席で二ゴロ、二ゴロ、二飛と封じ込まれていただけに「抑えられていたので何とかしたいという気持ちもありましたし、後ろに(坂本)勇人さんがいたので。つなぐ気持ちで入りました」と改めて口にした。

 二塁ベース上では満面笑みで大きなガッツポーズも飛び出した。「とにかく、何とか勝ち越せたので。凄くうれしかったです」。

 17日のヤクルト戦(神宮)で死球を受けた影響で欠場やスタメン落ちなどもあって心配されたが、前日24日にスタメン復帰してから2試合連続安打となった。

 死球を受けた足の状態を聞かれると「大丈夫なので。またあしたから頑張っていきたいと思います」と元気いっぱい。副キャプテンとして「あすもしっかり1試合1試合戦って。何とか勝てるように1戦1戦やっていきたいと思うので、ご声援のほう、よろしくお願いします」と声を張り上げていた。

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