【カブス鈴木と一問一答】千賀とメジャー初対決で適時打「甘い球を仕留めないと難しい投手」

[ 2023年5月25日 12:42 ]

3回に千賀から同点となる適時二塁打を放った鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)が24日(日本時間25日)、本拠地でのメッツ戦に「5番・右翼」で先発出場し、同点打を含む3打数1安打。チームもメッツに4―2で逆転勝ちし、2連勝を飾った。

 鈴木はこの日の相手先発・千賀とはメジャー初対決となり、2回の第1打席は四球で出塁。1点を追う3回2死二塁では千賀のフォークを捉え左翼フェンス直撃の適時二塁打で同点とした。さらに、続くトークマンの左前適時打で勝ち越しのホームを踏み、これが決勝点となった。5回の第3打席は捕邪飛、6回の第4打席は一ゴロ。千賀との直接対決は3打席で四球、適時二塁打、捕邪飛という結果となり、千賀に軍配が上がった。

 千賀と鈴木の対決はメジャーでは初めてだが、NPBのレギュラーシーズンでは2試合対戦があり4打数無安打3三振、1四球。18年の日本シリーズでも2試合対戦し3打数1安打。球宴を含めると通算9打数1安打4三振と千賀が投げ勝っていた。試合後の鈴木との一問一答は以下の通り。

 ――試合を振り返って。
 「ああいう展開でしっかり追いつけたというのは、チームにとって大きいと思いますし、凄くいい試合だったと思います」

 ――3回は大きな一打だった。
 「チームの流れというか、球場の雰囲気にしっかり乗っていいスイングができたのかなと思う」

 ――千賀投手との対戦は。
 「積極的に振っていこうと思っていた。甘い球が来たので、それを一発で捉えられることができたのは良かったと思います。(柵越えかと)風もちょっと逆風だったんで。打点になったのは良かったです。抜けるかなとは思いました」

 ――あの場面、フォークは頭にあった。
 「まったくなかったです。(反応で?)そうですね。ちょっと抜けたような打ち方だったので、あそこまで飛ぶとは思わなかったけれど、芯に当たって、バットに乗ってくれた感じだったので良かったです」

 ――3打席、千賀投手と対戦して。
 「これからも対戦があると思いますし、そういった意味ではいろんな球種もしっかり見えましたし、また次の対戦につながるんじゃないかなと思います。日本同様、マウンドにいる雰囲気は凄かったですし、いい球は凄かった。甘い球を仕留めていかないと、なかなか難しい投手なのかな、と思うので。今日はとりあえずは良かったと思います」

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