【メッツ千賀と一問一答】鈴木誠也との対決は1安打1四球「凄いバッターだなと改めて思った」

[ 2023年5月25日 12:22 ]

5回3失点で降板した千賀(AP)
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 メッツの千賀滉大投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地でのカブス戦に先発登板。6回6安打3失点(自責点3)5四球6三振で3敗目(4勝)を喫した。チームもカブスに連敗し貯金がなくなった。

 千賀は寒さと強風の厳しい環境の中で制球に欠け、2点を先制してもらったあとの3回裏、鈴木誠也の左越え適時二塁打など3安打1四球で3失点。その後は要所を締めたものの、球数が今季最多の106球に達したために5回で降板した。メッツは2―4で敗れて2連敗。千賀は今月5日(同6日)のロッキーズ戦で4勝目を挙げて以降、3登板続けて白星を逃した。試合後の千賀との一問一答は以下の通り。

 ――今日の登板を振り返って。
 「うまくボールを操ることができる回数が少なかったので、短いイニングで球数がいく展開になってしまっなというのが印象です」

 ――制球よくボールを操れるときと、そうでないときの違いは。
 「細かい数字を見ると違いはわかりますし、データで判別もできます。自分の感覚としても操れない感覚がやっぱりあるので、こういう試合をなるべく少なくして、スムーズに作っていけるような展開の試合を増やしていきたいなと思います」

 ――風が強い日の登板は日本でもあったのか。
 「回数はそんなに多くないですけど、そういう球場も全然あったので、別に今日の寒さだったり、風っていうのは言い訳にするところではないかなと思っています」

 ――今日の登板でも何点か取られてから粘った。メンタル面でスイッチが入るのか。
 「点が取れてからというわけではないですが、とにかく6回は最低投げたいなという思いでいつもマウンドに上がってます。今日はできなかったですけど、大きく試合を壊すことがなかったところはポジティブな要素かなと思います」

 ――今のところホームの方が成績がいいが、理由は。
 「確かにそう言われてみるとホームの方が抑えている印象があるなって思いますけど、そんなに自分の中で明確な理由があるってわけではないです」

 ――鈴木誠也選手との対戦の印象は。
 「甘い球をしっかりコンタクトする能力っていうのは日本の時から凄かったので、そこに対して今日もミスした球をしっかり打たれてしまったなという印象です」

 ――4回裏は2四球とボークで悪い流れだったが、無死2、3塁から後続の3人を討ち取って無得点に抑えた。
 「今日は相手のピッチャーが凄いリズム良かったですし、いいピッチャーなのはもちろん理解してるので、自分がこれ以上、点を与えたらもうたぶん試合が壊れてしまうなという印象がありました。そこはなんとかと思ってマウンドでできたところはプラスの要素かなと思います」

 ――鈴木誠也選手との対戦は楽しみだったのか、意識があったのか。
 「今日は正直、本当にボールがうまく操れていなかったので、誠也との対決がという楽しみの部分よりも、とにかく試合を壊さないようにとか、そう考えていたところが結構あったので、そこまで楽しむ余裕はなかったです。やっぱり甘い球はちゃんと打たれましたし、凄いバッターだなと改めて思いました」

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