広島ドラ1・斉藤 視察の黒田氏「伸びていく素材」 2軍戦で大器の片りん見せたプロ初登板初先発

[ 2023年5月25日 06:29 ]

ウエスタン・リーグ   広島2―7オリックス ( 2023年5月24日    由宇 )

<ウエスタン 広島―オリックス>プロ初登板初先発の広島ドラ1・斉藤
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 広島のドラフト1位・斉藤優汰投手(18)がウエスタン・オリックス戦でプロ初登板初先発。1回を投げ本塁打を含む3安打2失点も最速151キロを計測し2奪三振で大器の片りんも示した。

 「ずっとテレビで見ていた方たちとの対戦で、凄く楽しみな部分もあった。実戦で投げて、まだまだだなと感じた。(自己評価は)50点ぐらい」

 先頭の来田に甘い直球を右中間席に運ばれると、続く渡部にも真っすぐを右前打された。杉本の打席で渡部に二盗を許し杉本にも速球を中前適時打された。T―岡田を二直に仕留めて落ち着くと山中、園部をいずれも変化球で三振に斬った。

 急きょ駆けつけ投球を視察した日米通算203勝を誇る黒田博樹球団アドバイザーは「伸びていく素材は持っている」と今後に期待し登板後に助言を与えた。斉藤は「変化球でカウントを取れると投手は優位になれる、と話してもらった。意図を持った投球ができるように、とも言われた」と金言の内容を明かした。ほろ苦いデビュー戦も、新たな学びを得た一日となった。(長谷川 凡記)

 ▼広島新井監督(斉藤について)スケールの大きさを感じる。ファームですけどプロの試合で投げられたことが収穫。何点取られたとかは関係ない。

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