ヤクルト今季2度目の7連敗 高津監督「気持ちを強く持って戦いたい」「打線のつながりはもう1回…」

[ 2023年5月25日 22:54 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2023年5月25日    神宮 )

<ヤ・神>7連敗に厳しい表情で引き揚げる高津監督(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは今季2度目の7連敗。借金は8に膨らみ、首位・阪神とのゲーム差は11に広がった。3―7の延長10回2死。村上宗隆内野手(23)が右翼席上段まで届く特大の8号ソロを放つなど今季2度目の3安打をマークも勝利には結びつかず。終盤にリリーフ陣が崩れた。高津監督の一問一答は以下の通り。

 ――終盤の攻防。

 「今日のように先発ピッチャーが頑張ってくれるといいゲームができる。ただここまでの疲労の蓄積というか、リリーフに関しては全体的に疲れてる感じは見受けられますね」

 ――延長10回は星から木沢へのスイッチ。

 「いろいろ考えて」

 ――リリーフ陣。

 「リリーフはこれが仕事なので、何とか次の日に残さないように、来年以降も含めてね。毎年リリーフって50試合、60試合投げていかないといけない。言葉は違うかもしれないですけど、当たり前のことなので、毎日待機して毎日ゲームに参加する、毎日準備するというのが仕事だと思っていますので」

 ――打線。

 「なかなかいい投手から得点するのは難しいだろうなと思っていた。デッドボールなどもあって先に点を取れたんですけど、その後、ずっと3者凡退。2点では勝てないとは思っていた。先制できたことはいいんですけど、その後、もう1人ランナーが出なかったりとか、もう1点取れなかったりとか、徐々にソロ3本でね、逆転されてしまう。次の1本、次の1人、次の1点というところができないですね。チャンスになってもバットが出ない、2球で追い込まれる、振りにいけないというような状況が続いてるかなという気がします」

 ――勝負のあや。

 「そこで1本出てれば、あそこで1本出てればっていつも思うんですけど、難しいんだろうなって思いながら見ています。こっちがピンチになったときは、ここ何とか頑張ってくれと思いますけれど、阪神はつながり、集中打がすばらしいので、こっちは1本出て、次がアウトになったりとかっていう感じに今はなってしまっているので、打線のつながりは、もう1回考え直さないといけないでしょうね、打順も含めて。いろんなことを各打者がつなぐために考えていかなきゃいけない、バッティングコーチも含めて、考えていかなきゃいけない部分だと思いますね」

 ――あすからの広島戦は交流戦前最後のカード。

 「チーム自体が勝てないと、当たり前ですけれど、下を向きがちで暗くなってしまうので、勝ちたい気持ちだけでは勝てないですけども、勝ちたいと思う気持ちがないと勝てないのも間違いないと思うので、我々はプロで技術勝負をしてますけども、その気持ちというところは強く持って戦いたいなと思います」

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