楽天　連投テストに臨んだドラ4・伊藤は0/3回を3失点　直球を引っ掛け「難しさを感じた」

オープン戦   楽天2―5巨人 （ 2023年3月25日    東京ドーム ）

＜巨・楽＞6回から登板した伊藤茉　（撮影・西川祐介）
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　初の連投のマウンドに臨んだ楽天のドラフト4位・伊藤（東農大北海道オホーツク）が、0/3回を1安打2四球で3失点と崩れた。

　同点の6回に登板も制球が定まらず、直球が引っかかる場面も目立って連続四球。無死一、二塁から丸に勝ち越しの中前適時打を浴びた時点で降板した。

　「（連投は）難しさを感じた。引っ掛けたボールをずるずる引きずってしまった」と伊藤。ベンチに戻ると石井監督から「中継ぎは15～20球を投げる中での勝負。ストライク先行が大事」などと声をかけられたという。

　「失敗を教訓にしてほしい」と石井監督。小山投手コーチも「もろさが出た。本人も“わけが分からなくなった”と言っていた。ルーキーなので。開幕前で良かった」とさらなる奮起を期待していた。