日本ハム・マルティネス　移籍後初出場　無安打も新球場のファンの声援に「非常に幸せ」

オープン戦   日本ハム3－1ヤクルト （ 2023年3月24日    エスコンF ）

会見後、新庄監督（左）とポーズをとって写真に納まるマルティネス　（撮影・高橋　茂夫）
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　待ちわびた北海道デビューだ。昨オフに中日から日本ハムに加入したアリエル・マルティネス捕手（26）が、24日のヤクルトとのオープン戦に「6番・DH」で移籍後初出場した。2打数無安打で7回に代打を送られて交代したが、新球場のファンの声援を受けてプレーしたことに「もう非常に幸せです。満足しています」と振り返った。

　キューバ代表として出場したWBCでは4強入りに貢献。2日前に来日したばかりだが、試合前には球場内の会見場で入団会見も行い「この素晴らしい球場を見て感動しましたし、楽しみ。モチベーションたっぷり」と笑顔を見せた。愛称は、スペイン語で「優れたカウボーイ」を意味する“グワチョ”だ。

　試合開始直前には、場内アナウンスでカミーラ夫人、1歳の長女・エイミーちゃんとともにファンに紹介され「奥さんと子供と一緒にグラウンドに立つことができて幸せ」と胸を打たれた。
　新庄監督も「数字で言うと（打率）2割8分、20本、70打点、5バント、10盗塁」と期待を寄せる26歳。次は移籍後初安打が待っている。（田中　健人）