金村義明氏　岡田阪神に太鼓判「僕は絶対強くなると思いますね」

野球解説者の金村義明氏
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　元プロ野球選手で、野球解説者の金村義明氏（59）が19日、木曜コメンテーターを務めるTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後8・30）に生出演。阪神・岡田彰布監督（65）の方針に全面賛同の意を示した。

　今年一発目の“木曜バラダン”ということで、新年が明けてからの報道を振り返り、そのなかで岡田監督がベンチ内へのデータ持ち込みを禁じるという一部報道を取り上げた。

　相手投手の配球などスコアラーが事前にまとめたデータ、資料はベンチに持ち込まず、選手各自が事前に頭へ叩き込んでおくべき、あくまでその日の感性が大事…といった主旨の報道。これに金村氏は「いやいや、僕も賛成ですね」とキッパリ口にすると「今あんまりにもね、ベンチからすぐ離れたり、情報っていうか先乗りスコアラーっているんですけど、それも必要なんですけども、それに偏りすぎるっていうことは。その試合は動いているんでね。やっぱり集中して。1球のボールが動いているわけですから。それを全員で追っているほうが僕もいいと思いますね」と続けた。

　そして、今季球界最年長となる指揮官が就任した岡田阪神について「僕は絶対強くなると思いますね」と断言。「一番オーソドックスですけどね。（感性重視は）普通なんですよ、それがね。今はあまりにもね、データ、データに頼りすぎているような感じがするんですよね。ピッチャー代わると、すぐもうバッティングコーチ見て、こう…（データを見る）。このピッチャーは何を放る、とかね。それはもう先に覚えとけっちゅう話なんですよ、どういう球種があるか。それと、その日によって違うんですから。先乗りスコアラーが前の対戦のカードを見ても、僕らでもその日によって全然体調が違うんでね。それに頼りすぎるっていうのは僕もどうかなと思うんですよね」と話していた。