吉田、デュバル、バードゥーゴ、名門レッドソックスの23年の外野の陣容固まる

アダム・デュバル外野手（AP）
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　レッドソックスがアダム・デュバル外野手（34）と1年契約を結んだ。年俸は700万ドル（約9億円）だが、成績によってボーナスが付き、最大1000万ドル（12億9000万円）になる。これにより今季のレ軍の外野は左翼吉田正尚（29）、中堅デュバル、右翼アレックス・バードゥーゴ（26）の3人に固まった。

　デュバルは30本塁打以上が3度、オールスター選出1度、ゴールドグラブ賞獲得1度の攻守に秀でたベテラン。大リーグ9年のキャリアで中堅は55試合しか先発経験がないが、ゴールドグラブ賞を右翼で獲得したのは21年で、依然中堅を守る能力を維持している。去年はブレーブスに在籍、右手首のケガで86試合しか出場できず12本塁打、36打点の成績に終わったが、21年はマーリンズとブレーブスに在籍し38本塁打、ゴールドグラブ賞、113打点はナ・リーグの打点王と大活躍だった。これによりレ軍の中堅手だったエンリケ・ヘルナンデス（31）が遊撃手か二塁手に回る。

　レ軍はもう一人、ヘルナンデスとコンビを組むミドルインフィールダーを獲得する必要がある。