DeNA・牧の誓い セ・リーグ“制”覇、打点王争い“制”す、お菓子と炭酸“制”御

[ 2023年1月3日 05:22 ]

門松の前でデスターシャを決める牧(撮影・島崎 忠彦)
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 DeNAの主砲・牧が、3年目の今季に懸ける思いを「制」の一文字に込めた。

 「制覇の“制”。リーグ制覇。さらに打点争いを制する、という意味も込めてです」

 まず求めるのは、98年以来25年ぶりのリーグ制覇と日本一。昨季87とヤクルト・村上(134)に大きく離されての2位タイだった打点も、100をノルマにタイトルも狙う。

 昨季は出場135試合に全て4番で出場し、打率・291、24本塁打。21年最下位から2位浮上に貢献した。今季は「開幕戦(3月31日、京セラドームでの阪神戦)を取る。今年は違うぞ、というのを見せる」。チームが3年連続で敗れているシーズン初戦を制し、勢いに乗せる。

 ペナント争いを制した後は「40万人デスターシャ」だ。日本一になった98年は、横浜市内の優勝パレードに約40万人。パレードでは、おなじみの本塁打後のパフォーマンスをギネス級規模で行いたい考えで、「ファンと同時デスターシャをしたい」と夢を広げた。

 昨年12月25日にはクリスマス婚。3月のWBCの侍ジャパン入りも内定するなど、公私に充実する新春は、自らの欲望にも打ち勝つ。「お菓子やジュース、炭酸飲料。(特に)飲み過ぎてしまう炭酸飲料を制御します!」。力強く拳を握った。(大木 穂高)

 ≪後輩・阪神ドラ1森下を激励「超えてほしい≫牧は阪神ドラフト1位で中大の2年後輩の森下について「ポテンシャルが高く(敵として)やっかいかなと思う」と警戒心を強めた。森下とは大学日本代表でもチームメートで「1年の時からずばぬけていた」という。牧の1年目の22本塁打を上回る25本を目標に掲げていることには「(自分の数字を)超えてほしい」とエールを送った。

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2023年1月3日のニュース