WBC台湾代表がレッドソックスからFAの張育成を招集へ 今季4球団所属のユーティリティー内野手

[ 2023年1月3日 22:28 ]

レッドソックスでプレーした張育成内野手(AP)
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 レッドソックスからFAの張育成内野手(27)がWBC台湾代表に招集される見込みとなったと3日、自由時報など複数の台湾メディアが報じた。

 当初は所属球団が決まっていないことから出場に難色を示していたが、協会幹部が直接交渉。現地メディアは、台湾代表の林岳平監督の「間違いなく我々が必要とする選手」とのコメントを紹介している。

 張は19年にインディアンス(現ガーディアンズ)でメジャーデビュー。内野の全ポジションで出場経験があるユーティリティー選手で、今季はガーディアンズ、パイレーツ、レイズ、レッドソックスの4球団に所属し、打率・208、4本塁打、15打点だった。

 その他、台湾代表にはこのオフにオリックスから西武へ移籍した右腕・張奕、西武の呉念庭、日本ハムと育成契約の王柏融らの選出が見込まれている。地元・台中で開催される1次ラウンドA組を勝ち抜けば、準々決勝で日本と対戦する可能性がある。

 また、中国出身の父をもつ韓国・KTの救援右腕・朱権投手(27)は2大会連続で中国代表として出場する意思を示した。中国は日本と同じ1次ラウンドB組で3月9日の初戦で対戦する。

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2023年1月3日のニュース