阪神・藤田 ソフトB・甲斐と合同自主トレ決定 侍ジャパン正捕手に初の弟子入り「たくさん吸収したい」

[ 2023年1月3日 05:15 ]

阪神・藤田健斗
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 高卒4年目を迎えた阪神・藤田健斗捕手(21)が1月にソフトバンク・甲斐らと合同自主トレすることが分かった。21年夏の東京五輪で金メダルに貢献した侍ジャパン正捕手に初の弟子入り。「野球の技術ももちろん吸収したいですが、投手とのコミュニケーションなど野球以外の部分でも吸収したいことはたくさんあります」と狙いを明かした。

 甲斐は例年大分県大分市内で嶋基宏氏(今季からヤクルトバッテリーコーチ兼作戦補佐)と自主トレ。昨年からは広島・石原、藤田と同学年の巨人・山瀬やDeNA・東妻ら各球団の若手捕手たちが加わった。藤田も阪神・野村2軍バッテリーコーチからつてをたどり、今回の初参加を快諾された。

 中京学院大中京では高校日本代表合宿で佐々木朗の163キロを捕球したことで注目を集めた一方、昨季までの3年間で1軍出場はまだない。課題の打撃は21年ウエスタン・リーグの打率・143から昨季は同・243まで上昇。待望の1軍デビューを目指し、経験豊富な甲斐の下でレベルアップを期した。

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2023年1月3日のニュース