ヤクルト村上 両リーグ断トツ、100四球一番乗り! 満塁にしてオスナが逆転2点打!

[ 2022年8月31日 21:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2022年8月31日    京セラD )

<巨・ヤ>7回2死一、三塁、村上は四球で出塁 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が巨人戦(京セラD)に「4番・三塁」で先発出場。第1打席と第4打席に四球で出塁し、両リーグ一番乗りで今季100四球に到達した。

 2回の第1打席でフルカウントから今季99個目の四球を選んで出塁し、続くオスナの2ランで先制のホームイン。すると、2―4と逆転されて迎えた4回の第2打席では2020年9月18日の広島戦(神宮)以来2年ぶり通算3本目となる三塁打を放ち、オスナの二ゴロで1点差に迫るホームインを果たした。

 そして、6回に入った第3打席の左飛を挟んで、6―7で迎えた7回だった。相手5番手右腕・平内から浜田、塩見が連続三振に倒れて2死走者なしとなってから中村がしぶとく四球で出塁。山田の左前打で2死一、三塁とすると、村上が第4打席に入った。平内とは前夜も8回に対戦し、二ゴロに抑えられている。だが、チャンスに鋭い眼光を向けてくる主砲に対し、巨人バッテリーは初球から2球連続ボール。3、4球目は敬遠気味に外して満塁策を取った。ここでオスナが中前に2点適時打を放って8―7。ついにヤクルトが試合をひっくり返した。

 試合前の時点で村上は両リーグ断トツの98四球で、セ・リーグ2位は丸(巨人)の65四球。パ・リーグ最多も試合前まで浅村(楽天)の71四球で、村上は両リーグ通じて100四球一番乗りとなった。

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2022年8月31日のニュース