ヤクルト・高梨が巨人戦で2回途中4失点KO 2点先制してもらった直後に逆転許す

[ 2022年8月31日 19:05 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2022年8月31日    京セラD )

<巨・ヤ>2回、岡本和に同点2ランを浴びる高梨(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの高梨裕稔投手(31)が巨人戦(京セラD)に先発登板。2点先制してもらった直後に逆転を許すなど、2回途中5安打4失点でKOされ、今季8勝目を逃した。

 味方打線が2回にオスナの16号2ランで先制した、その裏だった。2018年まで在籍した日本ハムでチームメートだった先頭の4番・中田を四球で歩かせると、続く5番・岡本和に2ボールからの外寄り145キロ直球をバックスクリーンに叩き込まれてあっという間に2―2の同点。ただ、これで終わらなかった。

 ウォーカーは3球三振に打ち取って1死走者なしとしたものの、吉川、大城にはともにカーブを連打されて一、二塁。プロ初勝利を目指す相手先発左腕・井上にプロ初犠打を決められて2死二、三塁となった。ここで巨人の打順が1番に返り、打席には2020年9月18日のDeNA戦(横浜)以来2年ぶりとなるスタメン1番に入っていた坂本。この坂本に投手強襲安打を打たれて勝ち越されると、来日初のスタメン2番に入っていたポランコにも右前適時打されてこの回4失点目。続く丸を四球で歩かせ、2死満塁とピンチを広げると、ここで伊藤投手コーチと高津監督が次々にベンチを出て投手交代となった。なお、2番手右腕・大西がこの回10人目の打者となった中田をシュートで空振り三振に仕留めてそれ以上の得点は許さなかった。

 高梨の投球内容は1回2/3で打者12人に対して46球を投げ、5安打4失点。2三振を奪い、与えた四球は2つ、直球のMAXは147キロだった。

 高梨は今月16日の阪神戦(神宮)で6回3安打1失点、24日の広島戦(神宮)で6回6安打2失点といずれも好投して2連勝。巨人戦は今季初登板だった。

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2022年8月31日のニュース