巨人高卒3年目左腕・井上 4回5奪三振も2本塁打許し4失点でプロ初勝利お預け

[ 2022年8月31日 19:31 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年8月31日    京セラD )

<巨・ヤ>巨人先発・井上(撮影・村上 大輔)
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 巨人の高卒3年目左腕・井上温大投手(21)が31日のヤクルト戦(京セラドーム)に先発し、4回4失点でプロ初勝利はお預けとなった。

 プロ初先発だった25日の中日戦(東京ドーム)で4回1/3を8安打3失点でプロ初黒星を喫したものの、4者連続を含む7三振を奪うなど堂々の投球を見せた井上。プロ初勝利を目指して臨んだ2度目の先発だったが、本塁打に沈んだ。

 初回に塩見、中村、山田を危なげなく抑えて上々の立ち上がりを見せた。だが、2回に先頭の主砲・村上に際どいボールを見極められて四球。続くオスナに1ボール2ストライクと追い込みながら投じた5球目の内角ストレートを左翼席中段に運ばれる先制2ランを許した。

 その裏に岡本和の同点2ランなどで一挙4点を奪い援護をもらったが、4回に先頭の村上に三塁打を浴びてピンチを招いた。続くオスナの二ゴロの間に三走・村上の生還を許し1点差と迫られた。さらに、続くサンタナにソロ本塁打を浴びて同点となった。

 井上はその裏の打席で代打を出されて無念の交代。4回で5三振を奪うも2本塁打の4失点でプロ初勝利はお預けとなった。

 ▼井上 前回登板の反省だった立ち上がりは良い状態で入れたと思います。4回のサンタナに打たれた同点ホームランは負けたくない気持ちがあったのですが最後は粘り切れず悔しいし、先発としてリードしたまま5回は投げ切りたかったです。

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