DeNA・三嶋が難病「胸椎黄色じん帯骨化症」手術 今季絶望も「前よりも強くなって帰ってきます」

[ 2022年8月31日 05:10 ]

DeNAの三嶋
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 DeNAは30日、三嶋一輝投手(32)が都内の病院で胸椎黄色じん帯骨化切除術を受けたと発表した。今季中の復帰は絶望的で、全治は明らかにされていない。楽天監督時代の故星野仙一氏、ソフトバンク・大隣憲司(現ロッテ2軍投手コーチ)も患った難病。手術に踏み切った三嶋は球団を通して「自分を信じて、前を向いて、前よりももっと強くなって帰ってきます!」とコメントした。

 三嶋は昨季は抑えを務めるなど59試合に登板して23セーブ。今季は主に中継ぎで13試合で2勝2敗1セーブ、防御率2・84の成績で、5月8日に右肩の張りで出場選手登録を抹消されていた。三浦監督は「まず治すことに集中して。より強くなって帰ってくるのを待つ」とエールを送った。

 ▽黄色じん帯骨化症 脊髄の後ろにある椎弓と呼ばれる部分を上下につなぐ黄色じん帯が骨化して脊柱管が狭くなり、神経の圧迫症状が出現する国指定の難病。背骨のうちの胸椎の部分で起こることが多い。左右不均衡に体を曲げる投手に多いとも言われる。

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2022年8月31日のニュース