近江・山田は1回3奪三振 侍U18主将として「必ず世界一を取って日本に」と宣言

[ 2022年8月31日 20:34 ]

侍ジャパンU-18壮行試合   高校日本代表1ー4大学日本代表 ( 2022年8月31日    ZOZOマリンスタジアム )

<U18日本代表・大学日本代表> U18日本代表5番手の山田 (撮影・光山 貴大)
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 高校日本代表の山田陽翔(3年)は8回から登板。1イニングを無安打無失点、大学生から3三振を奪った。

 甲子園のヒーローは日の丸でも輝いた。8回から4番手でマウンドに上がると、先頭・森下翔太(中大)を空振り三振。進藤勇也(上武大)を四球で歩かせたが、続く辻本倫太郎(仙台大)を見逃し三振、宗山塁(明大)も空振り三振とアウトはすべて三振で奪った。最速は148キロを記録した。

 エースで4番、主将として今春の選抜で近江を準優勝に導くと、今夏甲子園でも3回戦の海星戦で満塁本塁打を放ち、投げても7回1失点に抑えるなど大活躍。惜しくも準決勝の下関国際戦で敗れ4強に終わったが、甲子園通算11勝と聖地に名をとどろかせた。

 この日は甲子園での疲労が考慮され、1イニング限定の登板となったが、守護神としても適性も見せた。

 試合後には侍ジャパンU18日本代表の主将としてあいさつ。「日本代表として恥のないプレー、そして必ず世界一を取って日本に帰ってきます」と力強く宣言。スタンドの観客に「今日は沢山の応援ありがとうございました」と一礼した。

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