広島・森下 年末年始のオーバーホールは故郷・大分の「長湯温泉」で 「小さい頃から入りに行っている」

[ 2021年12月24日 05:30 ]

ウエートトレを本格導入する広島・森下暢仁
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 広島の森下暢仁投手(24)が23日、年末年始に故郷の名湯でオーバーホールする意向を明かした。源泉数や湧出量で全国1位を誇り、「日本一のおんせん県」をうたう大分県の出身。右腕にとっては幼少期からの恒例行事でもあった。

 「温泉は好き。小さい頃から年末年始は入りに行っています。お湯につかると“1年が終わったな”という気持ちになりますね」
 別府ではなく、湯布院でもない、奥豊後にある知る人ぞ知る名湯「長湯温泉」がその場所。父・力さんの実家があり、セ・リーグ新人王に輝いた昨年末も帰省して温泉でリフレッシュしたという。もちろん、効能は高い。

 「温泉がいろいろあり、湯加減も場所で変わる。毎回違うお湯に入りに行っています」

 炭酸ガスが豊富に含まれる炭酸泉は日本一と評され、疲労回復や血行促進、神経痛などに効果は大。温泉水を飲む“飲泉”にも効能があるとされる。リーグ2位の163回1/3を投げた疲れを取るにはぴったりの場所だ。

 2年連続で開幕投手に名乗りを上げ、親交深いオリックス・山本が沢村賞を獲得したように「チームの中で飛び抜けた成績を残したい」と誓う来季。森下は故郷の名湯につかって英気を養い、新春の沖縄自主トレで飛躍への土台づくりに励む。(江尾 卓也)

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2021年12月24日のニュース