近鉄、巨人、阪神などでコーチ歴任の香田氏が“故郷”長崎の九州文化学園野球部監督に

[ 2021年12月24日 05:30 ]

香田勲男氏

 近鉄、巨人で投手として活躍した香田勲男氏(56)が長崎県の九州文化学園の硬式野球部監督に就任することが内定した。同校が23日、発表した。来年1月4日に記者会見し、1月中にも正式契約する。

 香田氏は長崎県出身。高校時代は佐世保工で春夏3度の甲子園に出場した。83年ドラフト2位で巨人に入団すると89年の日本シリーズでは2勝を挙げ優秀選手に選ばれた。95年に近鉄に移籍。プロ通算67勝を挙げた。引退後は近鉄、巨人、阪神などでコーチを務めた。香田氏は同校を通じて「地元長崎で野球に携われることをうれしく思います。甲子園出場を目指すとともに、長崎県野球界の発展に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。

 九州文化学園は1951年に設立。その後、女子校となり06年から再び男女共学化された。春夏通じて甲子園の出場はない。

 ◇香田 勲男(こうだ・いさお)1965年(昭40)5月29日生まれ、長崎県東彼杵町出身の56歳。佐世保工から83年ドラフト2位で巨人に入団。95年からは近鉄でプレー。01年に現役引退。通算67勝54敗11セーブ、防御率3・82。引退後は近鉄、巨人、斗山(韓国)、阪神でコーチを務めた。

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2021年12月24日のニュース