松坂大輔さんがYouTubeデビュー 第1弾で引退登板を巡る思い吐露「どんな姿であれ…」

[ 2021年12月24日 15:08 ]

松坂大輔氏
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 今季限りで現役を引退した元西武の松坂大輔さん(41)がYouTubeデビューした。

 自身のツイッターを更新し、「最初はゆる~く始めて笑 徐々に慣れてきたらYouTubeを通じてまた色々なことにチャレンジ出来たら良いなと思っています」と書き込んだ。

 最初の動画は「引退試合直前!密着ドキュメント第1章」。10月19日の引退会見に臨む様子などを伝えた。

 その中で松坂さんは引退登板について「話はあったが、僕はお断りしていた。投げられる気がしないし、投げようとも思わない。3、4回球団とのやりとりがあって、基本的に断るスタンスでいた」との思いを明かした。

 「いろいろ理由はあるけど、一番はやっぱりもう投げたくなかったんでしょうね。投げている姿を人前で出したくないじゃないけど…。そういう気持ちになっていた」。あれだけ投げることが大好きだった平成の怪物も、投げることを躊躇していたという。

 それでも最後にユニホーム姿を見たいとの周囲の声の多さに、「どんな姿であれ、投げておいた方がいいのかな。マウンドに立たせてくれようとする球団の気持ちにも応えた方がいいのかな」と思ったという。その上で「投げられない可能性の方が高い。条件が整えば」と引退登板を決断した。そうこうするうちに辻監督が「18番を付けて先発する」とメディアに発表。松坂さんは「そこである意味、覚悟を決めた」という。
 

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2021年12月24日のニュース