引退した岩田稔氏が阪神の「コミュニティアンバサダー」(CA)に就任

[ 2021年12月24日 15:12 ]

元阪神・岩田稔氏
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 阪神は24日、今季限りで現役を引退した岩田稔氏(38)が球団の「コミュニティアンバサダー」(略称CA)に就任することを発表した。

 岩田氏は関大から06年に希望枠で阪神入団。08年にはキャリアハイの10勝をマークし、09年にはWBC日本代表に選出され、大会連覇に貢献した。大学時代から1型糖尿病と闘いながらプレーを続け、岩田稔基金を設立し、糖尿病の研究への支援、糖尿病の患者の支援や球場招待など社会貢献に積極的に取り組み、13年には球団制定の若林忠志賞を受賞した。阪神一筋16年間の現役通算では200試合に登板し、60勝82敗の成績を残した。

 阪神では藤川球児氏(41)が21年から「スペシャル・アシスタント」(SA)として活動し、キャンプなどで若手投手に助言をしている。

 ▼岩田稔氏 阪神で「コミュニティアンバサダー」として活動させてもらうことになりました。またこうしてタイガースの一員として活動できることが本当に嬉しいです。違った角度から野球を見ることなど、どんどん新しい活動に挑戦していきたい。1型糖尿病の根治に向けた啓蒙活動にも、これまで以上に力を入れていきたい。自分らしく様々な形でタイガース、そして応援いただいたBig Familyのファンの皆さんと一緒に何か活動していけたら嬉しいです。

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2021年12月24日のニュース