走れる4番候補 日本ハム・五十幡「遥輝さんに負けないように 70~80目指したい」

[ 2021年12月24日 05:30 ]

母校の佐野日大を訪問し、生徒会長・国生里蓮さん(左)に花束を手渡される日本ハム・五十幡。右は渡辺明男校長(撮影・久冨木 修)       
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 日本ハムの五十幡が栃木県佐野市内の母校・佐野日大を表敬訪問。「最近の盗塁王で凄い記録は60台。(西川)遥輝さんに負けないように頑張りたい」と今季まで同僚だった尊敬する先輩に対して挑戦状を叩きつけた。

 1年目の今季は故障などで1軍に定着できなかったが27試合で9盗塁を記録。圧倒的なスピードに加え、今季は4度目の盗塁王に輝いた西川からカウント別のスタートのタイミングなど技術を見て学び、来季から指揮を執る新庄監督も「走れる4番候補」として期待する。最高の手本だった西川はこのオフに自由契約となり22日に楽天入りが決定。まずはレギュラーに定着し、盗塁王のライバルと認められる存在となる。

 60盗塁以上での盗塁王は11年のソフトバンク・本多までさかのぼる。「そこを基準に70~80盗塁を目指したい」と目標は高い。現在は初動負荷トレーニングを行い、体全体の可動域を広げて故障防止に励む。「足の動きが凄く良くなった感じがする」と五十幡。スピードスターへの道を駆け上がってみせる。(東尾 洋樹)

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