日本ハム・上沢 中5日ローテ改革案 投球回増へ1試合「100球くらいだったら全然いける」

[ 2021年12月24日 08:41 ]

日本ハム・上沢
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 日本ハムのエース・上沢が1試合100球前後を目安に中5日で登板する改革案を示した。現在、先発投手は中6日の登板間隔で1試合100~130球程度で交代することが目安とされているが、大リーグでは中4日で100球程度が目安。首脳陣にまだ提案はしていないとしつつ「100球をメドに中5日で投げてみたい気持ちはある」と私案を明かした。

 自己最多12勝を挙げた今季は、投球回も18年の165回1/3(25試合)に次ぐ自身2番目の160回1/3(24試合)。「120球を超えて中5日だと正直きつい」としたが「100球くらいだったら全然いけると思う。100球で7回を投げて、中5日で回れたら試合数も増える。来年は少ない球数で長い回を投げることをテーマにしたい」と話した。

 新庄監督は19日に自身のインスタグラムで、先発投手に「中6日なら130~140球は投げてほしいかな」と要求。日本ハムが先頭を切ってプロ野球を変えていきたい考えを示しているだけに、上沢の改革案とともに先発投手の定石にメスが入るかにも注目が集まる。 (東尾 洋樹)

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