DeNAの大田が誕生 背番0で「ゼロからスタート」ハマスタの悔しさ晴らす

[ 2021年12月21日 05:30 ]

入団会見に臨み、「I☆YOKOHAMA」のタオルを手に笑顔を見せるDeNA大田
Photo By 代表撮影

 日本ハムを自由契約となり14日に入団が発表されたDeNA・大田泰示外野手(31)が20日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。

 「DeNAでお世話になることになりました。早く戦力となり優勝に貢献したい」

 背番号は0に決定。「過去に甘えずゼロからスタートする」と意気込んだ。新たな本拠となる横浜スタジアムは、東海大相模時代に慣れ親しんだ球場。「(高校時代に夏の大会は)3年連続、決勝で負けた。悔しい思いでしか(グラウンドに)立っていることができなかった。同じ球場で悔しさを晴らし三浦監督を胴上げする」と力を込めた。

 同席した三原一晃球団代表は「三浦監督が目指すスピード野球に合った選手。彼が入ることでバリエーションが豊富になると考えている」と説明。国内FA権を持つ大田は日本ハムから保有権を放棄される「ノンテンダー」で自由契約となったが、FAした場合でも「もちろん獲得を目指した。FAの対策として編成ではかなり前から準備していた」と獲得に至った思いを表した。

 6年ぶりの最下位から24年ぶりの日本一を目指すチーム同様、大田も巻き返しを目指す来季。「アグレッシブにレギュラーを目指すつもりで頑張りたい」と力強かった。(大木 穂高)

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2021年12月21日のニュース