ロッテ井口監督 今季打たれた青学大後輩、ラオウ&正尚対策はバッチリ?「言えませんけど…ふふふふふ」

[ 2021年12月21日 22:28 ]

ロッテ・井口監督
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 ロッテの井口資仁監督(47)が、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)がパーソナリティーを務める19日放送のTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。ともに青山学院大野球部の後輩にあたるオリックスの杉本裕太郎外野手(30)と吉田正尚外野手(28)封じに意欲を燃やした。

 2年連続最下位から25年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしたオリックス。杉本は初の本塁打王、吉田正は2年連続となる首位打者のタイトルをそれぞれ獲得した。杉本がマークした32本塁打中カード別最多の13本を打ったのがロッテ戦。最終打率・339だった吉田尚もロッテ戦ではそれを上回る・343の数字を残している。

 石橋から「あれだけロッテ戦でラオウにホームラン打たれて。青学(の先輩)として、やっぱもう少しラオウ対策しないと」と叱咤された井口監督は「いやぁ~…してるんですけどね」とした上で「ラオウもそうですけど、吉田正尚も青学ですからね。あの3番、4番にどれだけ痛い目に遭わされたか」と苦笑い。「試合前、必ず2人挨拶しに来るんで。『もうそろそろいい加減にしろ』って言ったんですけど。最後まで打たれましたね」と続け、石橋を大笑いさせた。

 杉本とは球宴の際に顔を合わせ「今年何が変わったの?」と聞いてみると「ポイントをちょっと深くして色々な球に対応できるようになった」と説明されたという井口監督。「きわどいところも見逃してくるんですよ。今までだったらどんどんどんどん振ってがっついてくれるのが、もう余裕をもって見逃されるんで。ボールになるかピッチャーが甘くなるか。どっちかしかないですよね」と振り返った。

 その上で「やっかいですね、あの2人は」と来季も要警戒だとした井口監督は「(対策データは)出して配球とか組み立ててるとは思うんですけど、それでも打たれてるってことはもっと何かをしないといけないな、と。言えませんけど」と言った後で「ふふふふふ…」と含み笑い。「オリックスは強いですよ。ここに山岡投手が帰ってきますし」と来季の最大のライバルにオリックスを挙げていた。

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2021年12月21日のニュース