大丈夫かな、オリックス 5年ぶりの2試合連続2ケタ失点大敗 吉田正も抹消で迎える正念場

[ 2021年9月5日 17:03 ]

パ・リーグ   オリックス4ー12ソフトバンク ( 2021年9月5日    ペイペイD )

<ソ・オ(20)>4回途中降板するオリックス・増井(右は富山)(撮影・岡田 丈靖) 
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 オリックスは連日の2桁12失点の大敗を喫した。2試合連続2桁失点は16年4月9、10日のソフトバンク戦以来5年ぶり。先発の増井が4回に、リチャードに満塁弾を浴びるなど3回1/3を7失点。満塁被弾はプロ1年目の2010年6月9日ヤクルト戦で飯原に打たれて以来だった。試合前には吉田正が「左太腿裏の筋損傷」で出場選手登録を抹消。主砲が離脱する緊急事態で、2回に若月の4号2ランで先制したが、大量失点が響いた。

 中嶋監督は「(増井は)ベテランらしからぬ、というのか。どう打ち取るのかという意思がほしいですよね」と修正を促した。負傷離脱した吉田正については「中途半端になっては困る選手ですし、先もありますし、将来というかね。ここで無理をするわけには絶対にいかないので」と説明。続けて、「正尚の代わりは誰もいないので、みんなでというのはもちろんですが、どう守るかも考えないといけない。相手より1点でも少なく抑えるとか。野手だけではなく、投手陣にも頑張って守ってもらわないと、チームとしてよくないので」と投打一丸で乗り切る構えを示した。

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2021年9月5日のニュース