オリックス シーモアが初4番弾!左8人の“必殺オーダー”で有原攻略 球団58年ぶり本拠地11連勝

[ 2026年4月27日 05:05 ]

パ・リーグ   オリックス9―4日本ハム ( 2026年4月26日    京セラD )

<オ・日(6)>3回、シーモアは左中間に2ランを放つ(投手・有原)(撮影・岩崎 哲也)
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 オリックスは日本ハム戦(京セラドーム)に9―4で勝利し、今季最長タイの4連勝を飾った。阪急時代の1968年に西宮球場で記録した14連勝以来、58年ぶりに本拠地での連勝を「11」に伸ばした。15日西武戦(同)以来の4番に入ったボブ・シーモア内野手(27)が、過去オリックス戦通算29勝12敗を誇っていた日本ハム先発・有原から3―2の3回に4番初アーチとなる2号2ランを放つなど、2安打2打点。主砲の役割を果たし、攻略に大きく貢献した。

 試合の流れを決定づける一撃だった。シーモアだ。3―2の3回1死一塁。有原が投じた初球、145キロのツーシームを左打席から完璧に捉えた打球は、左中間スタンドで弾んだ。

 「状態が上がってきた時は、あの逆方向に当たりが出る。引っ張り過ぎないよう、常にセンターという意識を心がけているんでね」
 1メートル91、113キロという体格。コンタクトできれば、おのずと打球は飛ぶ。配球のみならず、投球フォームやリズムを変えて崩してくる日本の投手の対応も着実に進めてきた。京セラドームの右中間5階席に運んだ来日1号弾から2日。有原は試合前時点でオリックス戦通算29勝12敗を誇った難敵だが、「テキサス(レンジャーズ)でやっていたことは知ってるぐらい」と自然体で打ち崩した。

 足でも躍動した。初回2死一、三塁では、森友の中前打で一塁から巨体を揺らして三塁を陥れ、来田の逆転2点打を誘発。チームが今季目指している一つ先の塁を奪う積極走塁を体現し、「足の速い選手ではないが、捕球体勢や状況を見た」と視野の広さを誇った。

 岸田監督は有原対策として左打者8人をスタメンに並べる“必殺オーダー”を組んだ。前日25日に4番で3安打3打点を記録し、今季チームで唯一全試合フルイニング出場を続けていた太田を「ちょっと休養というところで」と休養させた。それも開幕からの2試合を含む3試合で4番を務めたシーモアの上昇がなければ、できない決断だったはずだ。

 「シーモアも一瞬、差されたかなと思ったんですけど、あそこまで運べるんで。他球団に見せつけてくれたかなと。対応はイタチごっこですけどね。こちらもサポートしながらやっていきたい」

 28日からは2・5ゲーム差をつけた2位ソフトバンクを迎え撃つ。舞台は連勝が続く京セラドーム。一気に波に乗りそうな勢いだ。 (石塚 徹)

 ▽68年の阪急 西本幸雄監督6年目のシーズン。開幕から調子が上がらず5月に入っても勝率5割を切る状態だったが、26日の南海戦から7連勝で巻き返し、本拠地・西宮では14連勝(1分けを挟む)を記録した。8月以降は南海とのマッチレースとなり、同率で迎えた10月11日最終戦で、南海が近鉄に敗れ、阪急が東京にサヨナラ勝ちしたことでリーグ2連覇を飾った。エースの米田哲也が29勝を挙げMVP。なお日本シリーズは2勝4敗で巨人に敗れた。

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