今春キャンプ「隠しマイク」最多登場 日本ハム・栗山監督が胸に秘める思いとは…

[ 2021年3月5日 05:30 ]

隠しマイク登場数上位
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 コロナ下で沈む世の中に少しでも明るい話題を提供するため、今春のプロ野球キャンプで復活したスポニチ本紙の名物コーナー「隠しマイク」。4日の札幌ドームでの西武戦前に期間中の登場回数が10回で1位となったことを伝え聞いた日本ハム・栗山英樹監督(59)は「よっしゃー!」と喜んだ。

 コロナ下で昨年のキャンプに比べて取材される機会は激減したが、練習日はもちろん全ての休日も報道陣の取材に応じた。裏には「キャンプ取材で(記者や評論家が)集まるプロ野球の文化がなくなってしまうのではないかと心配している。コロナで野球のあり方が問われる」と危惧する思いがあるから。質問の意図をくんで答えるサービス精神も、登場回数増につながっている。

 「とにかく“ファンにメッセージを送らなければ”という思いが正直あった。皆さんに少しでもクスッと笑ってもらいたい、笑顔になってもらいたいので」と栗山監督。DeNAの三浦監督、巨人の元木ヘッドコーチら強敵は多いが、年末の「隠しマイク大賞」でも有力候補となりそうだ。

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