巨人・吉川「岡本様」あやかる 二塁のポジション死守へ打撃強化

[ 2021年1月14日 05:30 ]

岡本の自主トレに参加した吉川(球団提供)
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 神の力を借りてレベルアップを図る。巨人・吉川が、打撃2冠の岡本和と共に都内の施設で自主トレを行った。昨季は初の規定打席に到達して打率・274を残したが、さらなる打撃強化へ主砲に教えを請う。

 「岡本様、神様なんで。言われたことはしっかりやらないと怒られる。打撃理論とか聞いてます」。冗談めかしつつも「神」とあがめた昨季打撃2冠の後輩に、バットの出し方などで意見を求めた。

 年始のおみくじは「自分の中で良くない」と引かずとも、神に縁がある。昨年9月1日。「打撃の神様」こと川上哲治氏の生誕100年記念試合で初のサヨナラ打を放ち、勝負強さを見せた。

 19年に腰痛の影響で長期離脱した反省を生かし、昨季はそれぞれ約1時間の入浴とストレッチで入念にケア。初めて年間通じて1軍に同行した。このオフも腰や尻周りの強化に重点を置き「ケガなく1年間、1試合でも多くチームに貢献したい」と見据える。自慢の守備に加え「神様級」の打撃で、二塁のポジションを死守する。(田中 健人)

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2021年1月14日のニュース