「特別なキャンプ」対策は着々と 「2.1」に向け、阪神・谷本本部長「緊張感を持って」

[ 2021年1月14日 05:30 ]

阪神1軍がキャンプを張る沖縄・宜野座球場(写真は昨年)
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 阪神の谷本修球団本部長(56)が13日、例年通りの日程で春季キャンプをスタートさせる方向で準備作業を進めていることを明かした。前日12日の12球団代表者会議では2月1日のキャンプインを目指す方向性を確認。球春到来へ向けて球団が最終調整に入った。

 「その(2月1日開始)予定で自治体の方々とも連携をしながら準備を進めています」

 1、2軍のキャンプ地や、チーム宿舎がある自治体とも協議を続けていることも明かした。1月末には恒例の沖縄先乗り自主トレも予定通りスタート。沖縄入り前には選手、球団スタッフ全員がPCR検査を受けることも決定した。また例年ではキャンプ期間中は読谷村のチーム宿舎から宜野座球場までの間は大型バス2台で移動していたが、感染防止策の一環としてバスの台数を増やすなどの対応を検討している。

 「緊張感を持って。極力接触しない」

 基本的には1、2軍ともにキャンプ期間中の会食禁止で、ファンサービスやイベントなども全面的に中止する方針だ。自治体としてもキャンプ運営に携わる地元スタッフにPCR検査を実施予定。球団は「厳戒キャンプ」対策に全力を注ぐ。(山本 浩之)

 ≪谷本球団本部長 新外国人選手の来日、準備進めている≫阪神・谷本球団本部長は新外国人選手について、来日後の準備も進めていることを明かした。現状ではロハス、アルカンタラの来日が未定。昨季まで在籍した外国人選手に関しては2月1日の合流は厳しい状況ながらも、キャンプ期間中に合流予定だ。一方で全外国人選手を対象に、来日後2週間の隔離期間が義務付けられているため自宅でトレーニングできる環境整備にも着手。「(日本に)来てからも球団設備は使えないので。自宅内でトレーニングできるように手配したりしています」と説明した。

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2021年1月14日のニュース