「ビッグフライ、オオタニサン!叫び続けます」 “引退”エ軍実況アナ・ロハス氏がメッセージ

[ 2021年1月14日 05:30 ]

大谷にメッセージを送ったビクター・ロハス氏(撮影・奥田秀樹通信員)
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 エンゼルス戦実況のアナウンサーを引退しレンジャーズ傘下2Aフリスコの球団社長兼GMに転身するビクター・ロハス氏(52)が、スポニチ本紙を通じてエ軍の大谷と日本のファンにメッセージを寄せた。

 大谷が本塁打を放った際のフレーズで日本でも有名となったロハス氏。「私はこれからも彼のホームランに“ビッグフライ、オオタニサン!!!”と叫び続けるでしょう。翔平は途方もなく素晴らしい才能の持ち主。健康な状態で再びマウンドに立てるよう、心から祈っています」と二刀流復活へ期待を込めた。

 大谷の一番の思い出は、18年4月3日インディアンス戦でのメジャー初アーチ。「あの時は本当に楽しくて仕方ありませんでした」。おなじみになったフレーズが最初に飛び出した瞬間でもあった。

 2Aの本拠地があるテキサス州フリスコはトヨタが北米の本社機能を全て移したプレイノのほど近く。日本人との交流は今後も続きそうだ。ロハス氏は日本の野球ファンへ「日本の人たちが野球というゲームや、翔平に見せていた情熱に私は感嘆していました。皆さんに幸多かれと祈ります」と言葉を贈った。(奥田秀樹通信員)

 ◆ビクター・ロハス 1968年2月3日生まれ、米カンザス州出身の52歳。父は元エンゼルス監督でキューバ出身のクッキー・ロハス氏。エ軍傘下で投手としてプレーした後、独立リーグの指導者や実況アナ兼GMなどを経てダイヤモンドバックス、エ軍の実況アナを歴任。昨秋にはエ軍のGMに応募していた。

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