広島・菊池涼 “河田野球”で「タナ・キク」復活だ!現状維持年俸3億円プラス出来高更改

[ 2020年12月22日 05:30 ]

マツダスタジアムの左翼席壁面にシーズン無失策の記念プレートを取り付ける菊池涼
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 広島・菊池涼は、広島市内の球団事務所で交渉し、4年契約の2年目となる来季を現状維持の推定年俸3億円プラス出来高払いで更改した。来季は河田ヘッドコーチが17年以来の復帰。犠打を重宝した攻撃を明言しており「河田さんはそういう(作戦を使った)野球が大好きだと思う。細かいことはできる方」と“河田野球”体現に決意を示した。

 同コーチが在籍した16、17年は、田中広との1、2番でリーグ連覇をけん引した。今季1、2番を形成したのは3度のみ。「打順を決めるのは首脳陣だけど、1、2番として長く組んできたのでやりやすい。このポジションになれば、僕ららしい野球ができるのではないかな…とは思います」。慎重に言葉を選びながらも、「タナ・キク」復活に意欲的だった。

 交渉後には、マツダスタジアムの左翼席壁面にシーズン無失策の記念プレートを設置した。「“チームが勝って、こういういい成績が残せた”と自信を持って言いたい」。個人の栄冠がV奪還への思いを強くさせている。

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